感想

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『胸騒ぎ』あらすじと考察(ネタバレあり)

ある善良な家族を襲う悪夢のような週末を描いたデンマーク・オランダ合作によるヒューマンホラー。『アフター・ウェディング』など俳優としても活躍するデンマークの鬼才クリスチャン・タフドルップが監督・脚本を手がけたています。『ファニーゲーム』『ミッ...
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『悪は存在しない』あらすじと考察(ネタバレあり) ラストの意味とタイトルの考察

『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、『偶然と想像』でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど国際的に高く評価される濱口竜介監督が、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭のひとつであるベ...
サーチライト

『異人たち』あらすじと解説(ネタバレあり)

日本を代表する名脚本家・山田太一の小説「異人たちとの夏」を、『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が映画化。1988年に日本でも映画化された喪失と癒やしの物語を、現代イギリスに舞台を移してヘイ監督ならではの感性あふれる脚色と演出で...
A24

『パスト ライブス 再会』あらすじと解説・考察(ネタバレあり)

海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。これが長編映画監督デビュー作となるセリーヌ・ソンが、12歳のときに家族とともに海外へ移住した自身...
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『アメリカン・フィクション』あらすじと解説(ネタバレあり)「差別をやめよう」ということがもやは差別なのではないか?

『ウォッチメン』『グッド・プレイス』など、ドラマの脚本家として活躍してきたコード・ジェファーソンが、パーシバル・エベレットの小説を原作に初メガホンをとった監督デビュー作。カナダのトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞して注目を集め、...
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『落下の解剖学』あらすじと考察(ネタバレあり)

これが長編4作目となるフランスのジュスティーヌ・トリエ監督が手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマンサスペンス。女性監督による史上3作目のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。...
A24

『ボーはおそれている』あらすじと考察(ネタバレあり)

『ミッドサマー』『ヘレディタリー 継承』の鬼才アリ・アスター監督と『ジョーカー』『ナポレオン』の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組んだ、オデッセイスリラー。共演は『プロデューサーズ』のネイサン・レイン、『ブリッジ・オブ・スパイ』のエイミ...
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『瞳をとじて』あらすじと考察(ネタバレあり)

『ミツバチのささやき』『エル・スール』で知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセによる31年ぶりの長編作品。元映画監督と失踪した人気俳優の記憶をめぐって繰り広げられる物語を描いたヒューマンミステリー。『コンペティション』のマノロ・ソロが映画監...
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『哀れなるものたち』あらすじと考察(ネタバレあり)

『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞し、第96回アカデミー賞...
A24

『僕らの世界が交わるまで』あらすじと考察(ネタバレあり)

『ソーシャル・ネットワーク』『ゾンビランド』シリーズなどの俳優ジェシー・アイゼンバーグが長編初監督ということで、役柄のせいもあるのか優秀だけど早口で神経質な性格なんだろうなという勝手な想像から映画もどこか神経質な内容になるのかと思っていまし...